加越能バス（富山県高岡市江尻）は１１日、屋根のないオープントップバス「スカイバス高岡」の運行開始記念式典を同市下伏間江のイオンモール高岡で開いた。式典後に関係者向けの試乗会があり、乗客は高い目線を生かした開放感ある車内から眺望や心地良い風を満喫した。

　バスは高さ３・５メートル、長さ１２メートル、幅２・５メートルで定員４６人。乗客は高さのある座席から市内の風景を楽しむことができる。同社が創立７５周年事業として９月１２日～１０月１３日の期間限定で運行する。イオンモール高岡の駐車場内の乗り場を出発し、同市太田の道の駅雨晴を経由する所要時間１時間５０分のコースを設けた。

　式典で同社の松井康浩社長が「高岡の町並みや風、匂いをダイレクトに感じてほしい」とあいさつし、関係者とテープカットした。約４０人が試乗した。

　１日３往復する。料金は休日１８００円（片道１０００円）、平日１０００円（片道６００円）。小学生以下はいずれも半額になる。高速バスの予約サイト「発車オーライネット」で予約を受け付ける。