JAみな穂青壮年部や入善町商工会青年部は2日、入善中学校(富山県入善町入膳)北側の畑で、「農商校福」連携事業で育てた赤や黄色のトウガラシを収穫した。

 トウガラシの栽培は、農商校福の各分野の団体が交流し、地域活性化を目指そうと毎年実施している。入善高校農業科、NPO法人工房あおの丘、社会福祉法人にいかわ苑が加わり、6月に高校生が育てた約340株の苗を植えた。

 この日は約50人が畑で大きさ10センチ前後の実を摘み取った。その場で試食する生徒もおり、辛く仕上がったことを確かめていた。

 収穫した実は工房あおの丘が乾燥作業を担い、JA青壮年部が開発した一味唐辛子やラー油に加工。生徒らがデザインした商品ラベルを付けて販売する。