富山県水墨美術館で開かれている企画展「どうぶつ百景-江戸東京博物館コレクションより」の来場者が28日、1万人を超えた。節目に訪れた砺波市庄川町庄の主婦、水上法恵さん(45)と同市庄川小学校6年、絢華さん(12)の親子に記念品が贈られた。

 同館でセレモニーがあり、桐井昇子館長と宍戸北日本新聞社事業局長が展覧会のグッズを手渡した。水上さん親子は「びっくりしたけれどうれしい。動物が描かれた作品を楽しみたい」と話した。

 同展は動物が題材となった浮世絵や工芸品など約230点を紹介している。9月21日まで。同館と北日本新聞社でつくる実行委員会、県など主催。