富山県高岡市の福岡町観光協会(中島秀恭会長)は、福岡地域の魅力を発信するオリジナルTシャツを製作した。伝統行事の「福岡町つくりもんまつり」などをアピールするデザインに仕上げ、地域愛の醸成につなげたい考えだ。
旧福岡町と高岡市の合併から今年で20周年を迎えるのに合わせ、地元の観光資源をPRしようと企画した。アウトドアブランドの「ゴースローキャラバン」とコラボレーションした。
野菜でかたどった地蔵のつくりもんと、地元で盛んな養鯉(ようり)業のコイ、伝統工芸品の菅笠(すげがさ)をあしらった。袖には4月の「さくらまつり」にちなみ、桜の花びらをデザインした。
10日に小矢部川河川敷の土屋親水公園で開かれるリバーサイドフェスタと、9月20、21日の福岡町つくりもんまつりの会場で100着ずつ販売する。価格は5千円前後の予定。サイズはM、L、XLの3種類を用意する。
同協会事業部の大野達哉さんは「遊び心あふれる福岡らしいデザインになった」と話す。事前予約も受け付けている。問い合わせは同協会事務局、電話0766(64)1227。