地上１００メートルからの景色を眺めながら県内１０の人気菓子店の特製スイーツが味わえる「空中カフェ２０２５夏」が１９日、富山県小矢部市のクロスランドタワー展望フロアで始まり、多くの家族やグループでにぎわった。１９～２１日と２６、２７日の計５日間、毎日異なる組み合わせのスイーツ２種類とドリンクが楽しめる。

　初日はキウイムースやレアチーズなど４層からなる涼感たっぷりの色合いのスイーツと、甘糀（あまこうじ）などを使ったチーズケーキが提供された。

　来場者は眼下に広がる砺波平野、雄大な立山連峰の景色を満喫しながら味わった。子ども２人や母と初めて訪れた高岡市北島の主婦、河原彩香さん（３８）は「スイーツの見た目がかわいい。景色が良く、一段とおいしく感じる」とにっこり。富山市中島の会社員、遠田春奈さん（２７）は「見晴らしが良く、普通のカフェで味わえない特別感がある」と話した。

　空中カフェは北日本新聞社とクロスランドおやべが毎年、夏と秋に開催している。当日券はタワーの入場料を含め１５００円。問い合わせはクロスランドおやべ、電話０７６６（６８）０９３２。