富山市婦中町朝日地区の特産「朝日すいか」の収穫が14日始まり、生産者3人が、畑で丸々と育ったスイカを車に積み込んだ。8月中旬まで計約4千個の出荷を見込む。
婦中町青果物出荷組合朝日支部長の金田修一さんらが婦中町友坂の畑で、一つ一つ傷や病気の有無を確認しながら果肉がオレンジ色の「サマーオレンジ」や俵型の「紅まくら」計約60個を収穫した。
朝日すいかは13度以上の高い糖度が特徴で、水分や栄養分を蓄えやすく、肥料の効果も出やすい粘土質の土壌で15人ほどが栽培している。
スイカは同所の直売所で毎日午前9時ごろから販売され、なくなり次第終了する。金田さんは「今年は、気温が高く、糖度の高いスイカが収穫できた。おいしく食べてもらいたい」と話した。