重量挙げ日本代表の強化合宿が9日、富山県の滑川市総合体育センターで始まり、選手や監督らが会場入りし、市民の歓迎を受けた。選手たちは早速バーベルを挙げ、会場の特徴を確認するなど、10日からの本格的なトレーニングに備えた。県内での開催は初めて。合宿は14日まで。

 10月の世界選手権や、五輪選考などを見据えた合宿で、男女12人が参加する。県関係ではいずれも滑川高校出身で、男子の村上英士朗(いちご)、女子の中嶋友菜(自衛隊)の両選手が加わっている。

 選手たちが到着すると、村上、中嶋両選手の後輩にあたる滑川高ウエイトリフティング部の部員が出迎えた。水野達夫市長や県ウエイトリフティング協会の大門良輔会長ら関係者も拍手を送った。

 合宿期間中の練習は一般公開する。12日には子どもたちとの交流会を予定している。