女子U15ソフトボールワールドカップで日本代表として初の世界一に輝いた富山県の滑川市早月中学校2年の高原樹梨亜(じゅりあ)さん(ニューリバーソフトボールクラブ)が9日、同校で全校生徒約300人に優勝を報告した。

 大会は6月27日~7月5日にイタリアで開かれ、日本代表は予選から9戦全勝で世界一になった。高原さんは投手として先発2試合を含む6試合に登板。優勝決定戦進出を懸けた米国戦では5回途中からマウンドに上がり、1回1/3を完璧に抑えた。大会を通しても3試合で勝ち投手となり、優勝に大きく貢献した。

 この日、高原さんは「みんなの応援のおかげで世界一になれた」と感謝し、「海外の選手は力が強かったが、日本らしく足を使って勝負し、優勝できた」と振り返った。金メダルを披露し、「おめでとう」「すごい」と声をかけられると笑顔を浮かべた。