富山県高岡市片原町の末広坂小公園にあるブロンズ像「ぎんぎんぎらぎら」が色とりどりの浴衣姿に衣替えした。8日はセレモニーが行われ、近くの坂の下保育園の園児らが歌や踊りを披露した。浴衣姿は8月31日まで見られる。

 像は同市出身の作曲家、室崎琴月(きんげつ)さんを顕彰するため、1983年に設置。室崎さんが作曲した童謡「夕日」にちなんで9人の子どもの像が球体の上で両手を空に向けて伸ばしている。

 式では年長児13人と、同園で職業体験「14歳の挑戦」に取り組む高陵中学校の2年生7人が室崎さんの「夕日」「河童の歌」などを振り付けを加えて歌い、会場を盛り上げた。

 市内のおもてなしグループ「さくらG」(中井明子代表)が市民や観光客に楽しんでもらおうと、毎年手作りの衣装を着せている。