恐竜の化石が発見された富山市大山地域の特色にちなんだイベント「大山ダイナソー祭り」が7日、同市上滝中学校で開かれた。恐竜の着ぐるみ姿で走る「ティラノサウルスレース」に地域住民ら約140人が参加し、会場を全力で駆け抜けた。
レースは成獣(高校生以上)、幼獣(中学生)、タマゴ(小学生)の3部門で行い、50メートル先のゴールを目指した。
参加者は入念に準備体操をした後、着ぐるみを身に着け、声援を受けながら疾走。初めて参加した同市の西田よしのさん(24)は「着ぐるみを着ると前が見づらく走りづらかった。来年リベンジしたい」と意気込んだ。
祭りは、市南商工会青年部大山支部などでつくる実行委員会が昨年に続いて開き2回目。上滝中学校の生徒約70人もボランティアで運営に協力した。
同校吹奏楽部がステージで演奏を披露した他、敷地内には多彩な飲食ブースが並び、多くの人でにぎわった。北日本新聞社後援。