立山黒部アルペンルートをPRするイベントが7日~7月5日のうちの計12日間、東京、大阪といった都市圏にあるJR東日本、西日本の9駅で開かれる。目玉として室堂(標高2450メートル)で採取した雪の塊を展示し、来場者に触れてもらう。
アルペンルートを運営する立山黒部貫光がJR東、JR西と連携して2年前から企画。今回は日暮里(7日)、大森(8日)、立川(12日)、秋葉原(13日)、大阪(19、20日)、恵比寿(21日)、新橋(22日)、新宿(27、28日)、仙台(7月4、5日)の各駅で行う。
雪の塊計100キロ超を分散して展示するほか、室堂平、みくりが池などの風景をパネルで紹介し、アンケートに答えた人に室堂の湧き水などを贈る。
夏の室堂は日中でも気温が10~20度。立山黒部貫光の担当者は「夏でも涼しい観光地に来てもらうきっかけになればいい」とPRしている。