日枝神社(富山市山王町)の春季例大祭「山王まつり」が31日始まり、境内や周辺に多くの露店が並び、大勢の若者や家族連れらが楽しんだ。2日まで。
午前8時半ごろ、みこしと獅子舞が同神社を出発。氏子町内を練り歩き、家内安全や商売繁盛などを祈願した。
神社周辺は交通規制が行われ、時折雨が降る中、境内や近くの路上には焼きそばやチョコバナナ、カステラなどの店が軒を連ね、大勢でにぎわった。同神社によると、期間中は3日間で例年25万人ほどが訪れる。
1日は市中心部で「氏子みこし巡行祭」が行われ、法被姿の氏子らが「わっしょい」のかけ声を上げながら、通りを練り歩くほか、近隣の子どもたちが太鼓をたたきながら地域を回り、祭りを盛り上げる。