富山県内有数の桜の名所である富山市の松川べりの桜並木が、27日からライトアップされる。昨年は能登半島地震の被害で中止したため、実施は2年ぶり。4月中旬までを予定し、桜が散り次第終了する。

 区間は松川橋から桜橋までの1・25キロで、LED照明を66個設置する。市などでつくる全日本チンドンコンクール実行委員会が主催し、護岸工事区間はバリケードを設置する。

 地震の復旧工事で一部区間が通行止めとなっている松川べりの遊歩道は、26日から通行可能となる。桜の開花時期に合わせた対応で、工事を再開する4月下旬に再び通行止めとなる予定。