第25回入善ラーメンまつりは22日、富山県入善町のうるおい館前特設会場で始まった。スープや具材にこだわった全国の有名店自慢の一杯が並び、親子連れらが熱々を味わった。23日まで。
当初は22店の参加を予定していたが、悪天候の影響で福島や東京、沖縄などの14店が出店した。濃厚なみそラーメンやコク深いしょうゆの一品、鶏や魚介でだしを取った中華そばが並び、会場は食欲をそそる香りと白い湯気に包まれた。JAみな穂青壮年部も出店した。
各店の前に長い列ができ、来場者はお目当ての一杯をおいしそうにすすった。黒部市から家族3人で訪れた紙谷純一郎さん(33)は「毎年楽しみにしている。寒い中で食べるラーメンは格別」と話した。
菓子店による「全国絶品スイーツまつり」も開催され、入善町の姉妹都市・宮城県登米市の物産ブースが設けられた。
23日は午前9時半~午後3時半。午前10時45分からアイドルステージがある。あいの風とやま鉄道で来場すると、滑川-石動間の各駅から入善駅までの往復運賃が千円になる。入善町商工会主催、北日本新聞社共催。