大雪のピーク過ぎる　砺波で積雪７０センチ、富山６０センチ（８日午後８時１０分更新）

　強い冬型の気圧配置の影響を受けた８日の富山県内は、朝方まで雪が時折強く降ったが、その後ピークを過ぎた。県西部に出ていた大雪警報は８日午前７時半ごろに注意報に切り替わった。

　アメダスによると午後８時現在の積雪は砺波７０センチ、朝日６９センチ、富山市秋ケ島（富山空港）６５センチ、魚津６９センチ、富山６０センチ、高岡（伏木）５４センチ、氷見３４センチ、猪谷１５５センチ。最低気温は全１０地点で氷点下となり、富山、高岡、秋ケ島、富山市八尾の４地点で今季最低気温を観測した。

　７日夜から８日朝にかけて、強風や電線と樹木の接触などの影響で黒部市、魚津市、朝日町、上市町、砺波市で停電が相次いだ。　

　富山地方気象台によると日本付近の強い冬型の気圧配置は９日にかけて続く。９日の県内は曇り時々雪で、明け方まで雷を伴う所がある見込み。予想最高気温は富山、高岡（伏木）ともに４度。【８日午後８時１０分更新】