元日本赤軍メンバーで、1986年のインドネシアの日本大使館襲撃事件で実刑判決が確定した城崎勉受刑者(76)=入善町出身=が20日、死亡した。服役中の施設で夕食をのどに詰まらせて亡くなったという。
2016年に東京地裁で行われた公判は、過激派の公安事件では初めての裁判員裁判として注目を集めた。人生の多くを塀の中で過ごした城崎受刑者は「革命戦士」として生きたという誇りを心の支えにしていたように映った。北日本新聞は公判後、その数奇な人生を連載で紹介した。webunプラスで再掲する。(肩書、年齢は当時のまま)
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