バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の富山グラウジーズは3日、かたおかアリーナ京都で京都に92-86で競り勝ち、今季初白星を挙げた。開幕からの連敗が止まり、通算成績1勝15敗。順位は中地区全8チーム中、最下位のまま。
富山はマーフィーJr、伊藤、上田、ガドソン、ブバが先発。立ち上がりは一進一退の攻防となったが、第2クオーター(Q)に粘り強い守備でリズムをつかむと、小野らの3点シュートで差を広げ、前半を48-41で折り返した。
第3Qに一時逆転を許したが、野崎と宇都の連続3点シュートで主導権を取り戻した。第4Qは終盤にガドソンらがフリースローを沈め、逃げ切った。
富山は2日まで15連敗で、クラブワースト記録だった。高岡大輔ヘッドコーチは「信じて応援し続けてくださった皆さんにようやく勝ちを届けることができて、本当にうれしい」。副主将の小野は「うれしさを忘れることなく、この先のリーグ戦を戦いたい」と話した。
次戦は6日、黒部市総合体育センターで横浜BCと戦う。試合開始は午後7時5分。
富山 92 - 86 京都
(1Q) 19 - 19
(2Q) 29 - 22
(3Q) 22 - 24
(4Q) 22 - 21
▽観衆 4001人