トップインタビュー 2022

北陸建工グループ 株式会社建工ホールディングス 代表取締役社長酒井 洋

本社を増築、社員教育制度をスタート

北陸建工グループ 株式会社建工ホールディングス 代表取締役社長 酒井 洋 氏

鉄鋼構造物のファブリケーター。特殊形状ビルや照明鉄塔を得意とする北陸建工、鉄の切断・加工を担う北陸熔断、トンネル工事用機材を製造する北陸鋼産など、グループ8社の専門性とシナジー効果で大規模受注を実現している。

近年は国交省が進める「国土強靭化計画」により、トンネルや建築工事の耐震補強、防災施設の整備工事を多く手掛けている。また全国のスポーツスタジアムの建設にも尽力。今年はHIROSHIMAスタジアムの建替え工事にも参画する予定だ。

「コロナ禍で社会構造の変化を感じた。商業施設やオフィスビルの新築は減るが、再開発や防災対策の需要は高まっている。今後も特殊技術を強みに、社会インフラを支えていきたい」と酒井洋社長。コロナ禍で急増した建設需要にはネット通販拡大に伴う物流センターや、免震装置を備えたデータセンターもある。こうした大型建造物の躯体には強度と剛性に優れた鉄が必須だ。同社では積極的な受注増に取り組んでいく。

2月末完成予定の本社事務棟
2月末完成予定の本社事務棟

現在、同社では2月末完成予定で本社事務棟を増築している。1階フロアには事務関連を集結し、すべての情報を一元化。オンライン会議室や個別ブースも整備し、業務の効率化を図る。そして2階には社内教育制度「KENKOカレッジ」の研修室とライブラリー、カフェを併設する。「これまで〝習うより慣れろ〟だった社内教育を、業務の枠組みとしてしっかり確保したいと思った。熟練者から若手へのスムーズな技術伝承を図り、育てる風土を作っていく。月1回、有識者や著名アスリートを迎えたセミナーも開催する予定だ」と酒井氏。

3階には社員の健康増進を図る「KENKOジム」を整備し、いつでも自由に利用できる空間にする。「どんなに自動化が進んでも、モノづくりの根底は人。社員のスキルを磨き、健康寿命を伸ばしながらグループ全体の人間力でニッチトップを確立したい」

北陸建工グループ
株式会社建工ホールディングス

滑川市安田200-8 TEL.076-476-0300