トップインタビュー 2022

新栄建設株式会社 代表取締役社長高平 公輔

〝ひと〟重視で転換期に対応

新栄建設株式会社 代表取締役社長 高平 公輔 氏

いつも心に翼を。可能性の大空に向かって―

新栄建設が掲げるこのスローガンには従業員と取引先への思いが込められている。社員一人ひとりが大きく羽ばたくこと、仕事を任せてくれた顧客の事業が発展すること、それが会社の成長にもつながると考えている。立山町の社屋「シルバーウイング」のデザインは立山連峰に向かって飛び立つ銀翼のグライダーの姿がモチーフ。信念の具現化を目指し、技術力の向上と人材育成に取り組んでいる。

1950年に創業し、治山治水をはじめとする土木工事、公共施設の建築などを幅広く手掛ける。立山カルデラ砂防など国の工事を数多く請け負っており、高水準のオーダーに応えている。

人手不足から建設業ではDX推進と働き方改革が急務だ。国の発注工事では既に情報通信技術を使った最新の作業方法や週休2日制が導入され、「いずれ県や市町村管轄の工事でも導入される。避けていては生き残れない」と高平公輔社長。ドローンによる三次元測量からデータ処理ま

昨年2月に70周年祝賀会を開催、世代を超えて親睦を深めた
昨年2月に70周年祝賀会を開催、世代を超えて親睦を深めた

でを自社で行う体制づくりやデジタル推進のリーダー役となる専門家の招へいも視野に入れて準備を進めている。

コロナ禍で人と会う機会が制限されたことで、当たり前のように直接会って話ができることのありがたさを改めて実感したという。「デジタル化にはITに慣れ親しんできた若者の感覚とベテランの知識・経験のどちらも必要。昭和、平成、令和の三世代融合を図るためには、仕事のデジタル化と並行して、直接会ってコミュニケーションを取っていくアナログな部分も大事にし、ハイブリッドな環境づくりにも注力したい」と話す。「社員が現場ごとに競い合い、高め合う良い雰囲気は当社の強みで、頼もしく思っている。一人一人のポテンシャルが上がれば会社もより高く飛べる。『ひと』にクローズアップして時代の変化を乗り越えていきたい」

新栄建設株式会社

中新川郡立山町大清水18 TEL.076-463-1165