トップインタビュー 2022

株式会社開進堂 代表取締役社長山﨑 真

人材育成と建設DXで地域に貢献

株式会社開進堂 代表取締役社長 苗字 山﨑 真

「電気工事業は技術を提供する仕事。すなわち人が財産。社員一人ひとりのスキルアップが会社の成長につながる。人材育成は経営の要だ」と話すのは開進堂の山﨑真社長。前社長の後継として2020年10月に代表取締役社長に就任した。以来1年余り、社内教育体制の整備に取り組んできた。

この業界では実務を通して技術を学ぶOJTが慣習化しているが、教え方や習熟度には個人差があるのが現状だ。特に同社では、工事現場を統括する管理責任者の高齢化が進んでおり、20~30代の若手の育成が喫緊の課題となっている。こうした状況をふまえ、同社では昨年、外部コンサルタントを交えて教育カリキュラムの作成に着手した。「社員ヒアリングを行いながら業務を体系化し、無駄の排除にも取り組んだ。今年春までにはカリキュラムを策定し、技術の習得と伝承をスムーズに進めていきたい」と話す。

若手からベテランまで、社員一人ひとりが財産
若手からベテランまで、社員一人ひとりが財産

また近年は、業務の効率化と生産性向上を図るため、建設DXを推進している。現場スタッフにタブレット端末を支給し、図面や資料、記録写真はすべてクラウド上で情報共有するほか、社内会議はそれぞれの現場からオンラインで参加することにした。通達や社員間の連絡もチャットツールを利用するため、いつでも携帯端末で受信できるようになった。「若手社員が便利なアプリを提案してくれ、それを導入するケースもある。残業の削減など働き方改革にも繋がり、昨年は『健康経営優良法人ブライト500』にも認定された。今後も、良いアイデアはどんどん取り入れていきたい」。

明朗快活な42歳。積極的に社員に話しかけ、声を聴く親しみやすさのおかげで、社内の風通しは以前にも増して良くなった。「今年は休止していた社内イベントを復活させ、社員同士の交流を図っていきたい。個人的には外に出て体を動かし、富山マラソンに再挑戦したい」と微笑む。

株式会社開進堂

高岡市問屋町11番地 TEL.0766-22-4040