トップインタビュー 2020

福寿製薬株式会社 代表取締役社長小杉 照男

創業70周年 未来志向で飛躍へ

福寿製薬株式会社 代表取締役社長 小杉 照男 氏

 福寿製薬は1950年に創業。軟膏の生産から始まり、55年には合成医薬品の生産に着手した。現在は医療用医薬品の原薬・中間体の受託製造に特化した事業を展開している。中でも、大手製薬メーカーにおける新薬開発段階の受託製造が全売上高の約7割を占め、自らを「医薬品開発支援産業」と位置付けている。

 小杉照男社長は「薬価制度改革が進み、医薬品市場を取り巻く環境が大きく変わる中、当社ではスピード、小回り、安全を徹底追求している。また、過去の実績を判断基準にするのではなく『やりたいのか、やりたくないのか』『やりたいならどうしたらできるのか』という未来志向を重視している」と話す。すべての従業員が“できない”を“できる”に転換することを楽しむ会社として、日々の業務に取り組んでいる。

 お客様との信頼関係は、社員がお客様の要望を一つ一つかなえることで積み上げてきた。また、FDA(米食品医薬品局)をはじめとする多くの機関の査察を受審してきたことも信頼につながっている。

熊野川の清掃など地域への貢献活動にも力を入れている
熊野川の清掃など地域への貢献活動にも力を入れている

 今年3月には創業70周年を迎える。「ここまで存続できたのはお客様、地域、従業員の支えがあってこそ。これからもお客様の困り事を傾聴し、解決し、社会の役に立つという商売の基本を貫いていきたい」と抱負を語る。

 昨年は、CS(お客様満足)・ES(従業員満足)・CSR(企業の社会的責任)の三つをテーマにした改善活動を推進。全従業員が部署の垣根を越えてグループをつくり、セミナーを受講したり、研修会を開いたりして成果を上げてきた。また、社会貢献活動として、毎月1回近隣のごみ拾いや工場の横を流れる熊野川の清掃活動を年2回実施。今後も定期的に行っていく予定だ。「人々の健康を支える製薬メーカーとして、従業員の健康と幸せをしっかり守るとともに、働きやすく、やりがいを実感できる職場づくりにも取り組んでいきたい」

福寿製薬株式会社

富山市萩原48 TEL.076-429-1151