トップインタビュー 2020

住宅金融支援機構 北陸支店長岩元 亘

住宅取得を金融面からサポート

住宅金融支援機構 北陸支店長 岩元 亘 氏

 県内10市町と連携し、【フラット35】子育て支援型・地域活性化型制度を設けている。子育て支援や地域活性化に積極的な市や町のマイホーム取得に対する補助金交付などの財政的支援と併せて、【フラット35】の当初5年間の借入金利を年0.25%引き下げる制度。子育て世代や富山へのUIJターン希望者らの住宅取得を金融面からサポートする。

 2019年春に九州支店から着任した岩元亘北陸支店長は「富山は持ち家率が国内トップクラスで、若い世代の住宅取得に関する意識は高い。長期優良住宅や省エネ住宅といった質の高い住宅を提供したいという工務店など事業者の熱意も強く感じる。富山ではコンパクトシティ施策を積極的に推進している地方公共団体もあり、まちなかや公共交通沿線への住宅需要も高まっている。ぜひ制度を活用してほしい」と話す。

 昨今、全国各地で自然災害が多発している。富山は地震が比較的少ない県だが、耐震性の高い住宅への関心も高まっている。同機構では、住宅の耐震性能を向上させる耐震改修工事のためのリフォーム融資制度を設けている。

10市町で【フラット35】子育て支援型・地域活性化が利用できる
10市町で【フラット35】子育て支援型・地域活性化が利用できる

また、耐震性の高い住宅を取得する場合、借入金利を一定期間引き下げる【フラット35】Sなどもあり、良質な住宅の普及を後押ししている。

 少子高齢化を背景に、シニア向けの住宅融資保険付きリバースモーゲージ型住宅ローン【リ・バース60】への注目も高まっている。60歳からの住宅ローンで、月々の支払いは利息のみ。年金収入のみでも利用しやすい。

 「『古い家をリフォームしたいが、手元の預貯金は老後の備えに残しておきたい』『便利な場所に住み替えたい』『サービス付き高齢者向け住宅に引っ越したい』といったシニア世代の声に対応した住宅ローン。【リ・バース60】を活用して、セカンドライフを楽しんでほしい」と強調する。

住宅金融支援機構

金沢市広岡3-1-1 金沢パークビル2F TEL.076-233-4254