トップインタビュー 2020

株式会社グラフ 代表取締役小竹 秀忠

創業50周年 常にチャレンジ

株式会社グラフ 代表取締役 小竹 秀忠 氏

 4月に創業50周年を迎える。小竹秀忠社長は「地域の皆様に支えていただいたおかげ。次の50年はこれまで以上に自らアクションを起こさなければ生き残っていけない。新しいことにどんどん挑戦していきたい」と抱負を語る。

オダケ印刷社からグラフへ改称したのは2015年。「顧客への貢献」を目標に掲げ、従来のプリント中心からメディアミックスによる総合的な広告宣伝、さらには経営支援へと業務を広げている。

 業務提携により、AI(人工知能)を活用した顧客管理などMA(マーケティングオートメーション)サービスの提供を始めた。例えばメールでのやり取りや添付資料・サイトの閲覧状況などから、顧客の関心度を分析して数値化し、効果的なアプローチにつなげる。働き方改革に取り組む中小企業の関心は高く、「『お客様の抱える課題を解決する』という観点から参入を決めた。MAによる効率化によって、人にしかできない仕事や、フェース・トゥ・フェースの関係づくりにより注力できる」と小竹社長。   

昨年9月に行われたリレーマラソンに全社イベントとして参加
昨年9月に行われたリレーマラソンに
全社イベントとして参加

 次世代通信ネットワーク・5Gのサービス開始に伴い、デジタルメディアへの対応力を強化。動画やAR・VR技術を活用するなどして顧客の多メディア展開のニーズに応えている。また、昨年からは各種セミナーを開催し、顧客に提案している。

紙に代わる新素材「ライメックス」の取り扱いを19年から始めた。石灰石を主成分としリサイクルが可能。名刺100枚当たり約10リットルの水を節約でき、森林保全にもつながる。国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の実現にも貢献できることから北陸三県で先駆けて導入した。企業や商品のブランディングのツールになり得るとし、印刷物への使用を提案している。

 「従業員に恵まれているのが心強く、危機感はあっても恐怖心はない。常にチャレンジをして新たな取り組みをしていきたい」と話す。

株式会社グラフ

富山市中田45-63 TEL.076-438-4040