トップインタビュー 2020

株式会社HRS 代表取締役社長大石 仁

陸送、運送のトータルケア

株式会社HRS 代表取締役社長 大石 仁 氏

 2000年に創業。顧客の車両を運転し指定された場所へ運ぶ「陸走」と、キャリアカー等に積載して運ぶ「運送」の分野で着実に業績を上げ、わずか20年で普通車からトレーラー、特殊車両まであらゆる車両を全国各地に輸送するネットワークを構築した。

 その拠点となっているのが富山の本社をはじめ、関東・近畿・信州・金沢・福井・広島の全国6カ所の営業所だ。オークション会場間、会場からディーラー、国際輸出港間の輸送など、顧客の要望にスピーディーに対応できるようになった。大石仁社長は「拠点の開設は働き方改革による長距離運転の削減や業務の効率化、何より安全性の向上につながる。さらに各地の雇用拡大にも貢献できる」とし、創業当時から力を入れてきた。

 20年からは、新たな分野にも乗り出す。金沢営業所での中古車・事故車の査定、入出庫、車両管理のノウハウを生かし、大手オークション会場北陸ヤードでの中古車両の搬出入や査定等の作業や管理を担い、さらなる飛躍を目指す。

 「安全は全てに優先する」を社のスローガンに掲げ、社員の安全教育に力を注ぐ。昨夏には、SUBARUの協力により「アイサイト」研修会を開催。社員が実際に試乗し衝突被害軽減ブレーキを体験し、安全運転を支える技術の進化を体感した。またUDトラックス北陸・長野支社による日常点検講習会も行い、安全運転と無事故への決意を新たにし、あおり運転の対策も行っている。

SUBARUの協力による「アイサイト」を体験する研修会を開催
SUBARUの協力による「アイサイト」を体験する研修会を開催

 大石社長の夢は、企業活動で得た利益を社会に還元する取り組み「願いのくるま」の地元北陸での提供だ。病気等により外出が困難な人とその家族を車に乗せ、思い出の場所や望む場所を巡る。そんな車によって人々の笑顔を生み出すボランティア活動だ。「実現には、医療関係者ら大勢の協力が必要になってくる。信頼と安心の絆を深め、『願いのくるま』を通し社会貢献していきたい」

株式会社HRS

高岡市二塚1170 TEL.0766-62-0120