7月29日に富山県の富山市民球場で開催されるプロ野球の球宴「マイナビオールスターゲーム2026」の関連行事として、富山市は11月上旬、県などと同球場で元プロ選手を招いた教室や親善試合など多彩なイベントを催す。市は事業費として、2026年度当初予算案に380万円を盛り込んだ。

 イベントは「ドリーム・ベースボール」と銘打ち、元プロ選手約20人が参加する。富山市内の小中学生を対象にした野球教室や、元プロ選手チームと地元の選抜チームが対戦する親善試合を行う。このほか、来場者が参加できる抽選会や、ホームラン競争などを実施する。詳細は4月以降に決まる。

 今回の球宴が未来に語り継がれるレガシー(遺産)になるよう、開催後も野球に関する催しを行い、スポーツ振興や交流人口の拡大、地域の活性化を図る。

 ボールシティとやまプロジェクト実行委員会はこのほか、マイナビオールスターゲームの機運醸成に向け、PRイベントを開く。野球教室や過去のオールスターゲームを写真やポスターで紹介する北陸3県の巡回パネル展、未就学児らを対象にした野球体験イベントを行う。市は3月補正予算案に3750万円を計上した。

 実行委は市や県、北日本新聞社などでつくる。

4月からの給食費、幼稚園・中学負担増 小学校は完全無償化

 富山市教育委員会は4月から、小中学校と幼稚園の給食費を値上げする。保護者負担は中学校で月額500円、幼稚園で同350円増えることになる。小学校は国の支援基準額を超える分を市が全額補助するため、保護者負担はなくなる。

 食材費の高騰が理由で、給食費の値上げで保護者負担が増えるのは2016年以来となる。

 中学校、幼稚園とも、市の補助額を現行より月額500円増やす。給食費は中学校が月額7300円から8300円となり、保護者負担は同6800円に、幼稚園は月額5150円から6千円となり、保護者負担は同4800円となる。

 国が実質無償化する小学校については、国と県の支援を反映しても月額1380円超過するが、市が補助して完全無償化する。

 26年度当初予算案に補助経費を計上した。

空襲資料の展示法検討

 富山市は2026年度、富山大空襲の資料展示のあり方を検討する。他県の戦災地を視察するほか、既存の資料の整理などを進める。当初予算案に80万円を計上した。

 資料展示を巡っては、県が富山市や「富山大空襲を語り継ぐ会」と共に常設展示のあり方を検討する協議会を26年度に設置する方針で、当初予算案に関連費用を盛り込んだ。資料の活用法を議論していく。

 これとは別に、市としても独自に資料の展示方法を検討するため、視察などを行うという。