みそ・しょうゆ製造の山元醸造(高岡市横田町2丁目、山本和代子社長)は、県産ハトムギを使った調合みそ「は~とむぎ みそ 二十割糀仕込み」を発売した。ハトムギの作付面積と生産量がいずれも日本一のJAいなば(小矢部市)と共同開発した。

 原材料にはJAいなばのハトムギのほか、県産エンレイ大豆や北陸産米、天日塩を使用。酒精無添加で非加熱のため酵母が生きているのが特徴という。

 商品名は「お客さまから愛され続ける」という企業理念にちなむ「ハート」と「ハトムギ」を掛け合わせた。希望小売り価格は550円(400グラム入り)。10月から県内のスーパーなどの店頭に並ぶ。

 同社営業部の林優里さんは「ハトムギは栄養価が高く、体内の余分な水分や老廃物を排出するとされる。心身の健康とハトムギ生産の活性化につながってほしい」と話している。