にいかわ信用金庫(魚津市双葉町)は22日、創立100周年記念式典を同市のホテルグランミラージュで開いた。取引先や関係者約110人が節目を祝い、地域経済発展へ決意を新たにした。

 同信金は1923(大正12)年9月19日に有限責任魚津町信用組合として発足。51年に新川信用金庫に名称を変更し、泊、水橋、滑川各信用金庫との合併を経て2005年に現在の名称になった。富山市以東の6市町に本店を含む計10店舗を置く。

 本多敏明理事長が「100周年を契機に改めて信用金庫の原点を思い起こし、さらなる地域経済発展のため将来に向けて力強く踏み出していく」とあいさつ。新田八朗知事、上田英俊衆院議員、金森敬北陸財務局長らが祝辞を述べた。歩みを振り返る動画が上映された。

 会場受付前には100周年のスローガン「これからも ず~っと しんきん感」に合わせて作成したポスターを展示。祝賀会では、魚津市出身のミュージカル女優、しらたまなさんのミニコンサートがあった。