富山県砺波市庄川町五ケの種田公民館は28日、同館横の道路沿いに設置したトッペ行燈(あんどん)61基の夜間点灯を始めた。赤色の染料で色付けされた行燈が幻想的に一帯を照らしている。点灯は6月11日まで。

 トッペ行燈の点灯は地元の長寿会が中心となり、6月に庄川地域で開かれる庄川観光祭に合わせて20年以上前から行われている。

 行燈には武者絵や市のキャラクター、チューリ君やリップちゃんなどが描かれている。

 22日に会員が破れたり色あせたりした行燈20基を張り替え、28日朝に道路沿い約50メートルに飾った。毎日午後7時ごろから同10時まで点灯する。