富山県小矢部市の城山桜守の会(宮田昌彦会長)は9日、同市の城山公園に桜の苗木15本を植えた。日本さくらの会(会長・細田博之衆院議長)から4日に本年度の「さくら功労者」として表彰されたことを、集まった関係者に報告した。
同会メンバーのほか、桜井森夫市長、市中部地区児童クラブ育成会のメンバーや子どもたち約30人も参加。苗木の根の部分を穴に入れて丁寧に土をかぶせ、子どもたちがイラストや「元気に花をさかせてくれ」といったメッセージを書いたボードも添えた。石動小2年の能村まゆさん(7)は「大きな木になってほしい」と話していた。
城山桜守の会は1999年から同公園で植樹活動を続けており、長年の取り組みが評価され、さくら功労者と認められた。この日は参加者全員で表彰状と一緒に記念撮影し、受賞を喜び合った。