シイタケとナメコの菌打ち体験会が26日、富山県高岡市福岡町沢川(そうごう)の沢川集会所で開かれ、市内外の親子連れら約60人が挑戦した。

 キノコができる過程を知ってもらおうと、五位山地区でイベントなどを企画する「tunaGoka(つなごか)」(源代薫代表)が初めて開催。原木は地元で伐採したものを使い、住民らが指導や運営に協力した。

 参加者はドリルや金づちを使い、クルミの木にナメコ、コナラの木にシイタケの菌を打ち込んだ。各家庭に持ち帰り、早ければ年内に収穫する。参加者にはきのこ汁やおにぎりが振る舞われた。

 きょうだいで作業した木村陽君(8)と成ちゃん(6)は「これからお世話を頑張りたい。キノコができるのが楽しみ」と笑顔で話した。