富山県と富山市が共同運営するクルーズ船「富岩水上ライン」が25日、今シーズンの運航を開始した。11月26日まで。

 富岩運河環水公園内の乗船場前で開始式があり、南里明日香県地方創生局長があいさつ。関野孝俊市商工労働部長らを加えてテープカットした。式の出席者らを乗せた「kansui」が第1便として出航し、園内を周遊した。

 富岩水上ラインは運航開始から今年で15年目。昨年の利用者数は約5万3千人で、新型コロナ禍前の約75%まで回復した。乗船定員は新型コロナ感染拡大防止で昨年同様に制限し、今年は40人程度とする。マスク着用は利用者の判断に委ねる。31日、4月1、2日には、季節限定の「お花見クルーズ」を3年ぶりに行う。