鋳物メーカーの能作(富山県高岡市オフィスパーク)は22日、能作千春専務(37)が社長に就任したと発表した。能作克治社長(64)は代表取締役会長に就き、代表取締役は2人体制となる。就任はいずれも20日付。
千春氏は克治氏の長女で、神戸学院大を卒業後、アパレル関連会社を経て2011年に入社。16年に取締役、18年から専務を務めた。取材に対し「現場は若い社員が増え、私が社長に就くことになった。今後も父と二人三脚で進めたい」と話し、海外事業や産業観光事業に意欲を示した。
克治氏は20年間にわたって社長を務めた。
▽兼工場長 取締役能作和也▽新任取締役 川田文人、小泉誠、出戸端剛