富山経済同友会の人財活躍委員会は22日、富山の未来を支える人材育成に関する提言を発表した。社会課題を自分事として捉え、課題解決や価値創造につなげる考え方「アントレプレナーシップ」の大切さを強調。地域課題を学べる若者向け体験型プログラムや、産学官による創業支援プラットフォームの整備によって、人材育成を目指す。
同友会が開いたビジネスプランコンテストの参加者の意見を踏まえて提言した。富山市総曲輪の富山商工会議所ビルで会見した浅林孝志人財活躍委員長(北陸経済研究所理事長)は「アントレプレナーシップが浸透すれば富山の未来が明るくなる」と述べた。村上宏康副委員長(ワプラス社長)と白倉三喜アドバイザー(富山日産自動車社長)が同席した。
会見後に3人は県庁を訪れ、三牧純一郎知事政策局長に提言書を手渡した。