第95回選抜高校野球大会に21世紀枠で出場する富山県の氷見ナインは21日、兵庫県内の球場で練習し、23日の山梨学院との初戦に向けて入念に調整した。 

 小雨が降る中、シートノックで守備位置を確認。気合の入った声でボールをさばき、中継プレーや送球の高さを修正した。実戦形式の練習では塁上に走者を置き、内野守備の連係をチェックした。打撃は山梨学院のエース・林を想定して変化球を多く打ち込んだ。

 大澤祥吾主将は「調子は上がっている。相手投手を打つイメージもできている」と手応えをにじませた。