小学生がプログラミングを体験する「キッズプログラミングスクール」は21日、富山県魚津市の新川文化ホールで開かれた。子どもたちが思い思いの指示通りに物を動かす基礎技術に理解を深め、ドローンの操作や自動走行ロボットによる陣取りゲームなどを楽しんだ。
プログラミング教育の一環で魚津市が企画。市内の児童約20人が参加した。
ドローンの操作ではコントローラーを製作した。ボタンや、コントローラー本体の傾きに応じて上昇や降下、旋回などの動きをするよう設定。小型ドローンを室内で自由自在に飛び回らせた。
陣取りゲームでは、マス目に従って前進や左右に向きを変えるなどの動きを教材のロボットに指示。プログラム通りに走行させる技術を競った。専用アプリでゲームの自作にも挑戦した。
会場にはソフトバンクロボティクスの人型ロボット「ペッパー」も登場し、参加者がパソコンで動作や言葉などをプログラミングして動かした。廣田悠羽(ゆう)君(清流小4年)は「プログラミングは自分の思い通りに動かせるのが面白い。もっと深く学びたい」と話した。