陸上男子マラソンの前日本記録保持者の大迫傑(すぐる)さん(31)=ナイキ=が11日、富山市の県空港スポーツ緑地で小中学生対象のランニング教室を開き、約80人が一流選手の技術を教わった。
大迫さんが全国各地で開く陸上教室「Sugar Elite Kids」の一環で、小学生と中学生に分かれて行った。
中学生は、片足跳びやもも上げを通して速く走るこつを学んだ。大迫さんは手本を見せ「歩幅とピッチ、姿勢が大事。地面から力をもらい、ジャンプする感じで走って」などとアドバイスした。南砺市福野中3年の森田陽斗(はると)さんは「憧れの選手に教えてもらってうれしかった。フォームを参考にしたい」と話した。
大迫さんは同日、同市総曲輪のグランドプラザで、整形外科センター西能クリニックの西能健院長、同市大沢野中陸上部の石田一コーチとトークセッションも行い、約400人が耳を傾けた。ランニング教室は北日本新聞社共催、トークセッションは主催。