車いすバスケットボールに親しむ体験会は2日、魚津市経田小学校で開かれ、東京パラリンピック銀メダルの岩井孝義選手(同市)がプレーの楽しさを伝えた。
5年生30人が参加し、岩井選手ら県車椅子バスケットボールクラブの4人が講師を務めた。児童たちはルールを学び、車いすの動かし方やシュートを練習。ミニゲームを行い、慣れない操作に悪戦苦闘しながらパスをつないでゴールを目指した。
東京パラ後で初めて地元で指導した岩井選手は「競技を楽しんでもらえてうれしい。家族や周りの人に車いすバスケを広めてほしい」と呼びかけた。
体験会はパラスポーツへの理解を深めてもらおうと市教育委員会が企画した。