第57回北日本文学賞(正賞記念牌(はい)、副賞100万円)は東京都の主婦、水上朝陽(あさひ)さん(52)の「寡黙な子どもとお守り」に決定した。

 北日本新聞社が主催し、富山ゆかりの作家、宮本輝さんが選者を務める。今回は国内外から958編の応募があった。

 選奨(同、副賞30万円)は北海道小樽市の無職、真野光一さん(75)の「沃野(よくや)」と、大阪市の接客業、平石蛹(さなぎ)さん(25)の「渦の底から」を選んだ。