宮本輝氏選・第57回北日本文学賞の3次選考通過作48編が決まった。4次選考を経て、最終候補作を選ぶ。受賞作と選奨作、最終候補作は来年1月1日の本紙で発表する。4次選考までの通過作品や最終結果はウェブ新聞「webun」にも掲載する。(通過作の掲載は都道府県ごとの受け付け順)
【富山】
▽富山市=「茄子の花」小川明子
▽高岡市=「アヒルは赤い月夜に泳ぐ」手塚由紀子
▽射水市=「バッタが消えた庭」戸田永吉「光のない沈黙」安井深晴
▽砺波市=「犬連れの客」松田三千代
【北海道】「名前のない馬」土井彰「沃野」真野光一
【群馬】「少し後ろの的」積本絵馬
【埼玉】「烏の唄」城雨音「おはりこ」山本郁人
【千葉】「異郷の森」モリ・ヨウ「雪男の足跡」すずきあさこ
【東京】「おもかげ」蒲田あやめ「収穫の冬」南忠志「澱」松本泰子「キビキキコク」ユレ由希子「メルティングポイント」天野いずみ「離岸花」稲林大悟「妻のおくりもの」黒岩夕城「寡黙な子どもとお守り」水上朝陽「遠ざかる風景」千野秀一「冬休み」坂本文朗「フクロウの歌」下薗ゆうま
【神奈川】「真夜中のシャレード」藤井カズコ「もぞこいものたち」柚子ハッカ「いつかの春」花野純
【石川】「さわし柿」藪下悦子
【福井】「屋根瓦の音」奥ゆうじ
【長野】「耳の話」荻原巳起男「雪形は見つからない」田中繁
【岐阜】「六月落果」大木信一「袋小路の三匹」佐々木凌「泥団子」篠田治美
【愛知】「自立する杖」加藤紀子「過齢幼虫の夢」中川庄太郎
【滋賀】「三十年ぶりの修学旅行」井口恭子
【大阪】「夢じゃない」本條七瀬「悲しいと言っていいですか」吉田梓恩「もしも、鳩が鳴いたなら。」平良ななめ「渦の底から」平石蛹
【兵庫】「ひまわり」三町公平「姉を描く」伊和七種
【鳥取】「並んで海を見ている」古林邦和
【広島】「ユスラウメの熟す頃」木下訓成
【香川】「タキの語り」川上ケイ
【愛媛】「海に行く」桐谷有
【鹿児島】「オサラバー…」春野洋治郎
【沖縄】「十六日」大城貞俊