最終選考結果

沢辺のらさん(大阪)「あの夏に生まれたこと」

 宮本輝氏選・第45回北日本文学賞(副賞100万円)は、沢辺のらさん(本名・北川時子、大阪市)の「あの夏に生まれたこと」に決まった。

 選奨(副賞30万円)には青山恵梨子さん(東京都)の「夏至の匂い」と越智絢子さん(本名・中川智世、三重県)の「ガーデン」が選ばれた。

 芥川賞作家の宮本氏を選者に迎えて20回目。今回から締め切りを1カ月早めて8月31日消印有効としたが、過去2番目に多い1353編が寄せられた。地元選考委員の平田純氏(県芸術文化協会名誉会長)、奥貫晴弘氏(富山大名誉教授)、林英子氏(第3回北日本文学賞受賞者)、八木光昭氏(聖徳大教授)、吉田泉氏(高岡法科大教授)、加藤健司氏(山形大准教授)の6氏で最終候補6編を絞り込んだ。

 贈呈式は22日、富山市のANAクラウンプラザホテル富山で行い、正賞の記念牌(はい)などを贈る。

[2011年1月1日]



北日本文学賞贈呈式(2011年1月22日)

入賞

「あの夏に生まれたこと」

沢辺 のら(63) 本名・北川 時子 大阪市住吉区 会社員

選奨

「夏至の匂い」

青山 恵梨子(24) 東京都江東区 主婦


「ガーデン」

越智 絢子(24) 本名・中川 智世 三重県多気郡明和町 会社員

候補作品

「トマトの力」

小寺 紀美代(53) 山口県宇部市 非常勤講師


「雪の穴」

山下 一味(46) 本名・山下 純子 岐阜県大垣市 主婦


「かたわらの花」

新山 徹(41) 富山市 会社員