

東京でちょっとしたハプニングがありました。あす6日から始まる連載第7部「東京ララバイ、春」の取材で上京し地下鉄に乗った時のことです。
通勤ラッシュが一段落する午前9時半ごろ。地下鉄のホームに着くと、目当ての列車が発車するところでした。小林記者と2人で慌ててダッシュ。最後尾の車両に飛び乗りました。
間に合ってほっとしたのもつかの間。何か変です。まわり中から突き刺すような視線。
男2人で顔を見合わせていると、車内放送が流れ始めました。
「ただいまをもちまして、朝の女性専用車の時間を終了させていただきます」
「もしや」と思って車内を見渡すと、案の定。乗っているのは女性ばかり。窓には「女性専用車」のステッカー=写真。ようやく、視線の意味に気が付きました。
気まずいやら、恥ずかしいやら。
「ここ女性専用車両なんだって」「えっ!、そうなんですか」
わざと周りの女性に聞こえるように、言い訳めいた会話を交わす羽目になりました。
女性専用車は、ラッシュ時の痴漢対策として都内の鉄道各社が設けています。仕事やプライベートで時々上京する地方出身者にとって、東京は何かと戸惑うことが多い所です。
あすからの第7部をどうぞお楽しみに。(寺田)